今回も引き続き、セキュリティ関連のお話をさせて頂きます。
今週の初めに「アプリ開発企業向けの保険が発売される」というニュースが流れました。
市場が急成長しているスマートフォン向けのアプリ開発を行う企業を対象に販売する保険だそうです。
内容的には下記に対しての訴訟費用や賠償金等を補償する保険との事です。
・アプリを巡るトラブルで発生した損害賠償請求の対応
・著作権侵害、特許侵害等によるトラブルへの対応
・アプリが想定通りに動かなかった場合の賠償金対応
・個人情報が流出した場合の見舞金
このニュースの中で目を引くのは、4番目の項目です。
別のニュースにて、「個人情報が流出するアプリの9割がAndroidで作られたアプリである」との報道がありました。
これは急拡大するスマートフォンの開発競争の中で、個人情報の流出リスクが高まっているという事への警鐘だと思います。
この事に対して、保険会社としても需要がある（＝トラブルは起こり得るリスク）と考えたのだと思います。
それは、単に「セキュリティ対策をとっている」と言うだけでなく、具体的なセキュリティの認証を受けたり、今回のニュースの様な保険に入っている企業でないと、ユーザの信頼を受けられなくなってきていると思います。
企業のセキュリティ対策がますます必須になる時期となるのでしょうか。
皆さんも新しいアプリをダウンロードする際は、版元の企業のセキュリティ対策を良く見て、実施する事をオススメします。
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